船岩祐太WS 11/19(土)20(日)

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profile

1985年9月25日山口県生まれ。桐朋学園演劇専攻卒業後、地人会の木村光一氏、演劇企画集団THE・ガジラの鐘下辰男氏に師事。フリーランスで演出部、演出助手として活動しながら、2007年に自身の主宰する演劇集団砂地を結成。古典の再発見をモチーフとした独自の演出方法で、演劇におけるリアリズムを追求する。その古典作品のエッセンスを抽出した鮮やかな構成と熱量の高い立体的な演出が、古典を演出できる希少な若手演出家として、演劇界から高い評価を受けている。

プログラム

2日間、延べ10時間にわたりテキストとじっくり向き合い、俳優が演じるのに必要な情報を、戯曲から読み解いていくプログラムです。

◎日程 :2016年11月19日(土)・20日(日)
     13:00〜18:00(2日間通しプログラム)
◎会場 :gallery scéna (宮城野区榴岡4-12-5 第1さくらビル5階)
◎定員 :20名程度
◎参加費:一般3,500円、学生1800円(両日参加)

ワークショップレポート

2日間にわたるプログラムは、基本的に座学でみっりりと演劇論、船岩さんの考える演劇論等が詳細に語られ、問題提起され、受講生も一緒に考えるといった時間でした。両日後半はテキストの読解も行いました。下記は内容のごくごくアウトラインです。

<1日目>
1、座学
●観客とは何か
”観客席に座った瞬間から観客という人種が生まれるのだ”(寺山修司)
●会話の成立とは…?
会話が成立するための3つの視点
●リアリズム↔︎自然派・写実主義
●戯曲のリアリズムとは?
20世紀のリアリズム;状況と行動
そもそも我々は心理・気持ち・感情をどう判断しているのか?
●行動が鍵
行動をどう読み取ったらいいのか?
●ディベート(船岩さんの坊主が有りか無しか)
対話と会話
●行動って何?
行動には目的がある。では目的とは?
●気持ち・感情は考えない
●再帰的近代化

2.テキストの読解

<2日目>
1、座学
●設定とは?
設定のすり合わせ→認識のズレ、齟齬が生まれないように。
●背景にあるもの・時代背景を何のために考えるか?
●キャラクターとは?
●舞台上のリアル
●地図派と線路派

2、テキストの読解

<<受講生からの質問>>
Q.役者に理想通りの芝居をさせるには?
Q.どういう学生時代を過ごしましたか?勉強をしていたかどうか?
Q.台本の疑問の見つけ方のコツは?
Q.古典を読んで、面白そうと思うポイントは?
Q.劇団の適正な人数は?
Q.練習するにあたって4段階があると言ってたが、役者としてやるならどの段階まで…?
Q.演出家or/and役者は読解をどこまで続けるの?

<<引用>>
ハロルド・ピンター/ウルリッヒ.ベック『リスク社会論』/アンソニー・ギデンズ「再帰的近代化」/進撃の巨人/ワンピース/三島由紀夫『班女』/スタニフラフスキー/千田是也/つかこうへい/アーサー・ミラー 『セールスマンの死』/テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』/鐘下辰男『PW』『ゆらゆら』/ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ『令嬢ジュリー』